前立腺肥大症と前立腺がんの違い
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前立腺がんは初期の段階では同じく、前立腺の病気である前立腺肥大症と区別が付きにくい。
前立腺肥大症は、前立腺の病気のなかでもっとも多くみられる病気で、前立腺の肥大の原因は、加齢によるホルモンバランスの変化が影響するものと考えられています。
前立腺肥大症は内腺に発生する良性腫瘍で、悪性腫瘍である前立腺がんとは違い、周囲に広がったり、骨やほかの臓器に転移することはありません。また、前立腺肥大症から前立腺がんに進むことはないと考えられています。前立腺が肥大していても症状がみられない人もいますが、前立腺肥大症は内腺(尿道を取り囲む部分:移行領域)で発生するため、尿道が圧迫され狭くなることで、尿がでにくい、トイレの回数が多くなる、尿をしたあとすっきりしない、などの自覚症状が発生します。排尿に関連する症状が発生するようになると日常生活に支障をきたすこともあるため、前立腺肥大症には適切な治療が必要となります。
一方、前立腺がんは、主に外腺(尿道から離れた部分:辺縁領域)に発生するため、早期では自覚症状はありませんが、がんが進行し、尿道や膀胱を圧迫するようになると、排尿時の症状や血尿などがあらわれるようになります。
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